イメージの表示のさせ方を制御するための機能群です。 なお、マウスの左ドラッグ時の動作は "その他"メニューのマウスモードによって変更できます(デフォルトでは パン)。
ウインドウに収まるように表示倍率を変更します。また、イメージの向きは初期状態に戻ります。
イメージの向きを保ったまま、ウインドウに収まるように表示倍率を変更します。
イメージを 10% 拡大します。
イメージを 10% 縮小します。
イメージを右に90度回転します。Shiftを押しながら実行した場合は 3度ずつ回転します。
イメージを左に90度回転します。Shiftを押しながら実行した場合は 3度ずつ回転します。
イメージを左右反転します。Shiftを押しながら実行した場合は 3度ずつ回転します。
イメージを上下反転します。Shiftを押しながら実行した場合は 3度ずつ回転します。
イメージを平行移動します。
イメージを拡大/縮小します。
イメージを3D回転します。
2画面モードの有効/無効をトグルで切り替えます。
2画面モードでは2つの連続したイメージを同時に左右に表示します。
2画面モード時のみ有効です。 2画面モードでの2つの連続したイメージの左右の順序を入れ替えます。
2画面モード時のみ有効です。 横長イメージは自動的に1画面で表示します。
イメージファイルにエフェクトをかけます。グラフィックカードが PixelShader に対応していない場合はこのメニューはグレーアウトされます。
ファイルリスト(後述)の表示On/Offをトグルで切り替えます。
ファイルリストでのファイルの表示順序を指定します。
ライブラリを閲覧モードで開いたときに、自動的に整列を行わずに、ライブラリ登録順で表示します。
ファイルリスト中に hamamaで扱えないファイルを表示するかどうか指定します。
現在表示中のイメージの情報を画面下に表示します。 Exif情報が存在する場合は、それも表示します。
ファイルリストの左に各画像のサムネイルを表示します。
ルーペを表示します。ルーペ表示中はファイルリスト/サムネイルが表示されません。
マウス左ボタンをドラッグしながら、上下方向に動かすと ルーペ倍率が変化します。
また、左右に動かすと ルーペサイズが変化します。
ダブルクリックまたはメニューを再度選ぶとルーペ表示を終了します。
元のイメージサイズで表示します。1画面モードの場合、ウインドウの右上が原点となるように配置されます。
等倍表示ですが元の画像をそのまま表示できずに、ビデオカードによっては若干ぼやける可能性があります。
Hamanaでは画面を広く使うため、あるいは操作性の向上のために、独特のファイルリストを 使って表示させたいイメージファイルを指定します。
ファイルリストはデフォルト状態では マウスカーソルを画面左上にもっていくと自動的に表示されます。
また、マウスカーソルがファイルリスト領域から外れたり、一定時間キー入力がない場合は自動的に非表示になります。
このようなファイルリストの表示On/Offの自動制御は"その他->設定" メニューで変更できます。
ファイルリスト中のあるファイルにはオレンジ色の水平線が付与されています。
これはカーソルをあらわし、ライブラリへの登録や次回表示の対象になるファイルを表します。
矢印キーの上下でカーソルが移動します。
ファイルリスト左端のスクロールバーを操作することでも、マウスでもカーソルの上下ができます。
またファイル名を直接クリックすることでもカーソルを移動できます。
リストは上からディレクトリ/書庫/その他ファイル の順でソートされており、 ディレクトリは 緑色、書庫は水色、イメージファイルは白色、未対応ファイルは赤色で 表示されます。 また、現在表示中のイメージファイル名はピンク色でハイライトされます。
ファイルリストカーソルを移動します。
ファイルリストをスクロールします。
カーソルがイメージファイル上にある場合は、そのイメージを表示します。ディレクトリ上にある場合は そのディレクトリに移動します。また、書庫上にある場合は、その書庫内に移動します。
一つ上のディレクトリに移動します。また、書庫を開いている場合はその書庫を含むディレクトリに 移動します。
あるルールに基づいて、次のフォルダ/書庫(ただしイメージファイルを含むものに限ります)を
検索して移動します。
場合によっては処理時間がかかる場合があります。
あるルールに基づいて、前のフォルダ/書庫(ただしイメージファイルを含むものに限ります)を
検索して移動します。
場合によっては処理時間がかかる場合があります。
ファイルリストの文字フォントのサイズを大きく(小さく)します。
ファイルリストからインクリメンタルサーチを行います。 カーソルの上下でヒットした候補を切り替えます。 入力方法には簡易モードと正規表現モードがあります。
簡易モード
ワイルドカード(*, ?)が利用できます。その他の文字はそのまま検索します。C/Migemoが利用できます。
正規表現モード
ECMAScript + Perl拡張互換による正規表現で検索します。
連続してイメージファイルを表示する機能群です。
現在表示しているイメージ(カーソル位置のイメージでないことに注意)の ファイルリスト中での次のファイルを表示します。 ファイルリストの末尾に到達した場合は、次のフォルダに移動するか、あるいは このファイルリストの先頭に戻るかをダイアログで選択します。
現在表示しているイメージ(カーソル位置のイメージでないことに注意)の ファイルリスト中での前のファイルを表示します。 ファイルリストの先頭に到達した場合は、前のフォルダに移動するか、あるいは このファイルリストの末尾に戻るかをダイアログで選択します。
2画面表示時のみ有効です。表示するイメージを1つだけ先に進めます。 (たとえば 2.jpg/3.jpg が実行前に表示されていた場合は、3.jpg/4.jpg が表示される)
2画面表示時のみ有効です。表示するイメージを1つだけ前に進めます。
自動スライドショーのOn/Offをトグルで切り替えます。 自動スライドショーでは一定時間ごとに次のイメージを表示していきます。時間間隔は "その他->設定"メニューで変更できます。
トグルで切り替わります。
有効にすると、スライドショーで画像を切り替えたさいに自動的に
フィットがかかります。
また、"自動フィット時に向きを保存"を有効にすると、イメージの向きが保たれたまま
フィットを行います。
トグルで切り替わります。 有効にすると、スライドショーで画像を切り替えたさいにエフェクトをかけます。
エフェクトには何種類か存在し、使用したいエフェクトをメニューから選択できます。
また、ランダムエフェクトを選択すると、表示のたびにランダムにエフェクトの種類を切り替えます。
Hamanaのウインドウを制御する機能群です。
フルスクリーン表示On/Offをトグルで切り替えます。
有効にすると Hamanaのウインドウが常に最前面に表示されます。
気に入ったファイルの位置をライブラリとして記録するための機能群です。
ライブラリの実体は *.hflというテキストファイルであり、何種類も作成することができます。
ライブラリにはファイルのパス情報などが書き込まれていきます(イメージファイルの実体では
ないので注意)。
ライブラリにイメージファイルの登録を行うには、カレントの編集用のライブラリを選択しておく必要があります。 また編集作業が終了したら ライブラリを保存する必要があります(自動保存ではありません)。
編集中のライブラリが存在する場合は、ファイルリストの下にそのライブラリ名と登録されている イメージファイルの数が表示されます。また編集中のライブラリに登録されているファイルは 緑色でハイライト表示されます。
作成したライブラリは ライブラリの閲覧コマンドで閲覧できます。 ライブラリを閲覧すると、ファイルリストにライブラリに登録されているイメージファイル名が リスト表示されますので、後は通常のファイルリストの操作で閲覧が可能です。
カレントの編集用ライブラリを選択します。すでに編集中のライブラリが存在する場合は、 事前にそれを保存するかどうかたずねられます。
現在編集中のライブラリを保存します。
現在表示中のイメージをカレント編集ライブラリに登録します。
カーソル位置のファイルでないことに注意してください。
2画面表示モードの場合は2つのイメージが登録されます。
登録に成功するとファイルリスト中のファイル名が緑色でハイライトされます。
現在のファイルリスト内の全イメージをカレント編集ライブラリに登録します。
登録に成功するとファイルリスト中のファイル名が緑色でハイライトされます。
現在表示中のイメージをカレント編集ライブラリから削除します。
カーソル位置のファイルでないことに注意してください。
2画面表示モードの場合は2つのイメージが削除されます。
ライブラリをファイルリストにロードします。 その後、スライドショーなどを利用できます。
ライブラリ内のファイルの順序を変更したり、 各ファイルごとにページ送り時の効果音、エフェクトの種類を指定することができます。
Hamanaの設定ダイアログが表示され、susieプラグインの場所などの 各種設定を行います。
Windows標準のファイル選択ダイアログを用いて、イメージ/書庫/ライブラリを 開くことができます。また、Hamanaウインドウ上にそれらをドロップすることでも 可能です。
以下の手順で スクリーンセーバーとして利用できます。
Ghostscript をインストールしたシステム上では pdf/ps/epsファイルおよび aiファイル(Adobe Illustrator) が閲覧できます。 以下の手順で設定してください。
なお、Hamanaでは Ghostscript によって pdfファイルを bmpファイルに変換して表示しています。
設定ダイアログの DPI の値を大きくすると、bmpファイル作成時の解像度が上がり綺麗な画像が表示されますが、
あまり大きくしすぎると画像のサイズが大きくなりすぎ、メモリが足りなくなる場合がありますのでご注意ください。
また pdfファイルからページ数が取得できない場合があります。
このときHamanaは適当なページ数のpdfとみなして表示を強制的に行います。
初期値はページ数を100として処理しますが、設定ダイアログ上で変更ができます。
特定の表示できないPDFファイルがあった場合は、おそらくフォントが足りないためと思われます。
対処方法はこちらです。
Hamana では作成したサムネイルは自動的にHDD上にキャッシュされます。 Hamana.exe と同じフォルダ上にある HamanaThumb.mcf というファイルを削除することで サムネイルキャッシュを消去できます。 キャッシュファイルが肥大化した場合は設定ダイアログのサムネイル最適化を行うと サイズが小さくことがなります。
設定ダイアログの サムネイル のページでサムネイルをキャッシュするかどうかを変更できます。 環境によってはサムネイルをキャッシュしてもほとんど速度が向上しない場合もありますので、 その場合はサムネイルキャッシュの書き込みを off にしてください。
イメージファイル単位でキャッシュは管理されています。具体的には イメージファイルの 名前(パスを含みません)、サイズ、タイムスタンプ ごとに対応するキャッシュが存在します。 したがって、たまたま名前、サイズ、タイムスタンプが全て一致するファイルが存在する場合は 共通のサムネイル画像をもつことになり、正しく表示されない場合があります(極々まれだと思われます)。
圧縮ファイル内のイメージにおいても、名前、サイズ、タイムスタンプを利用して キャッシュを作成します。
以下に キー/マウス カスタマイズの手順について説明します。
コマンドには条件分岐という特殊なコマンドがあります。"if (条件文) {"
といった名称のコマンド類です。
これらは中括弧コマンド"}"
と組み合わせて使用するコマンドで、
if文の条件が真のときのみ 中括弧"{ }"
で囲まれた範囲のコマンドを実行させます。
例えば以下のように3つのコマンドを組み合わせた場合は、ファイルリストが表示されているときのみカーソル移動コマンドが実行されます。
if (ファイルリスト表示中) {
カーソル移動
}
中括弧"}"
のかわりに"} else {"
を使用すると、ifの条件が成り立たなかったときに実行するコマンドを
続いて記述することができます。以下の例では、ファイルリスト表示中にはカーソル移動を、非表示中には次のイメージを表示します。
if (ファイルリスト表示中) {
カーソル移動
} else {
次のイメージ
}
インクリメンタルサーチ時に「C/Migemo」を利用することで、ローマ字入力による漢字ファイル名の検索ができます。 「C/Migemo」を利用するには以下の手順を行います。(利用のさいには「C/Migemo」同梱のドキュメントをお読みください)
なお、v1.30現在では 正規表現モード時に C/Migemoは利用できませんので、ご注意ください。
任意の外部アプリケーションを呼び出すコマンドが存在し、キーカスタマイズで任意のキーに割り当てることができます。
具体的には「外部アプリケーション呼び出し」コマンドを指します。このコマンドは2つのパラメータを指定できます。
1つめのパラメータは、呼び出したアプリケーションと Hamana とを非同期で実行させるかを指定します。非同期にした場合、 呼び出したアプリケーションとHamana は並列して同時に実行されます。一方、同期にした場合は、呼び出したアプリケーションが終了するまで Hamana の動作は停止します。
2つめのパラメータはコマンドパラメータです。呼び出すアプリケーションのパスとその引数を指定します。以下のルールで指定します。
例えば以下のようにすることで、マークしたファイルをフォルダC:\Jpeg Files\ に移動しさらにファイルリストを最新の状態に更新できます。
同期実行にしないとファイルリスト更新の時点でまだ移動処理が終っていない可能性があることに注意してください。
外部アプリケーション実行 (非同期実行: off コマンドパラメータ: mv $MF "C:\Jpeg Files\")
ファイルリスト再読み込み
また以下のようにすると、現在開いているフォルダでエクスプローラーを起動します。
外部アプリケーション実行 (非同期実行: on コマンドパラメータ: explorer $P)
空白を含むファイル名を指定する場合は""でファイル名を囲む必要があります。以下はIrfanView を呼び出す例です。
外部アプリケーション実行 (非同期実行: on コマンドパラメータ: "C:\Program Files\IrfanView\i_view32.exe" $F)
矢印↑ | ファイルリスト上のカーソルを移動 |
矢印↓ | ファイルリスト上のカーソルを移動 |
矢印← | 1つ上のディレクトリに移動 |
矢印→ |
ディレクトリ移動 (カーソル位置がディレクトリの場合) 圧縮ファイルオープン (カーソル位置が圧縮ファイルの場合) 画像表示 (カーソル位置が画像ファイルの場合) |
Shift + 矢印キー | パン |
PageUp/PageDown | ファイルリストを1画面スクロール |
Insert | ファイルリスト/イメージ情報のテキストを小さくする |
Delete | ファイルリスト/イメージ情報のテキストを大きくする |
Space | 現在表示中の次のファイルを表示 |
Backspace | 現在表示中の前のファイルを表示 |
Shift + Space | 現在表示中の1つ次のファイルを表示(2画面モード時のみ) |
Shift + Backspace | 現在表示中の1つ前のファイルを表示(2画面モード時のみ) |
Ctrl + Space | イメージを含む次のフォルダを検索し、移動 |
Ctrl + BackSpace | イメージを含む前のフォルダを検索し、移動 |
Enter | フルスクリーン表示 |
ESC | 終了 |
+ | 10%ズームアップ |
- | 10%ズームダウン |
2 | 2画面モードにOn/Off |
A | 表示しているイメージを現在編集中のライブラリに追加する |
Shift + A | ファイルリスト内の全イメージを現在編集中のライブラリに追加する |
D | 表示しているイメージを現在編集中のライブラリから削除する |
E | エフェクトのOn/Off |
F | ファイルリスト表示 On/Off |
I | イメージ情報表示 On/Off |
H | 左右反転(SHIFTを押しながらだと3度) |
Ctrl + H | フィット |
Ctrl + Shift + H | フィット(画像の向きを保ちます) |
L | 左90度回転(SHIFTを押しながらだと3度) |
O | 編集したライブラリを閲覧する |
P | Perspective/Ortho 切り替え(オマケ) |
R | 右90度回転(SHIFTを押しながらだと3度) |
S | 左開き/右開き の切り替え(2画面モード時のみ) |
Ctrl + S | 編集中のライブラリを保存する |
Shift + S | 自動スライドショーの開始/終了 |
T | サムネイル表示 On/Off |
V | 上下反転(SHIFTを押しながらだと3度) |
W | 編集用にライブラリを開く |
Z | 設定ダイアログを開く |
ホイール上/下 | "矢印↑"/"矢印↓"と同じ |
左ドラッグ | 現在の操作モードにより(ツールバーで変更可能)、パン/ズーム/回転のいずれか |
左ドラッグ + Shift | パン |
左ドラッグ + Shift + Ctrl | 3D回転 |
左ドラッグ + Ctrl | ズーム |
右クリック | 現在表示中の次のファイルを表示 |
サムネイル or ファイルリストで左クリック | そのイメージにカーソルを移動 |
サムネイル or ファイルリストで左ダブルクリック | そのイメージを表示 |