Hamana - graphic viewer

いわゆるグラフィックビューアです。以下の特徴があります。

Direct Graphics による高速な拡大縮小や各種エフェクト (要DirectX9)
ファイル先読みによる快適なスライドショー
2画面表示モード
susieプラグイン対応
zip(cbz)/7z/rar(cbr)/cab/arjを解凍することなく閲覧可能 (susieプラグインを用意することで lzh/gcaなどにも対応します)
スクリーンセーバーとして利用可能
pdf対応 (Ghostscriptがインストールされている必要があります)
強力なキーカスタマイズ

2.Download

v1.31以降、DirectX 9.0c のランタイムが必要です。
v1.32より Ghostscriptの利用方法が変わりました。設定はこちらを参照ください。

v1.33 変更箇所

条件分岐コマンド "if (動画閲覧中)" を追加
マルチディスプレイ環境で、フルスクリーン表示すると極端に重くなるのを修正
ウインドウタイトルにイメージ情報を表示するようにした
前のフォルダに移動コマンドを実行したときは、前のフォルダの先頭画像をデフォルトで表示するようにした
イメージシークバーが非表示でも操作できていた不具合を修正
iniファイルを直接編集し、"[Settings]TwinImageFitCenterIsBoundary=1"と設定すると、２画面モードのフィットの中心を昔のアルゴリズムになるようにした
iniファイルを直接編集し、"[Settings]IsEnabledNullLoupeCursor=1"と設定すると、ルーペ時にカーソルを非表示にするようにした
書庫内ファイルを外部アプリケーションに渡せるようにした
書庫内動画の再生に対応

3.Note

ミップマップについて

v1.10 よりミップマップを有効にできます。設定ダイアログを開き、「ディスプレイ」タブの「ミップマップを有効にする」をチェックするとミップマップが有効になります。
ミップマップを有効にすると縮小時の画質が大幅に向上しますが、テクスチャメモリ使用量と画像表示までの時間が若干増加するデメリットもあります。
お使いの環境に応じてミップマップをご利用ください。(デフォルトではoffです)

mipmap off

mipmap on

リソースファイルについて

v0.98 よりダイアログ、文字列、ツールバーといった各種リソースを外部DLL より取得できるようになりました。
Hamana.exe と同じ場所に HamanaLang.dll というファイルを置いておくとそちらのリソースを優先するようになります。
リソースDLLのプロジェクトは Hamana書庫内の Omake/HamanaLang/ というフォルダに置いてあります。
なおビルドには VC++ .NETが必要です。

テクスチャサイズについて

v0.96からテクスチャサイズを設定できるようになりました。
Hamanaでは画像を一定サイズのテクスチャに分割して表示しますが、デフォルトのサイズが64*64になっており、画像を拡大するとその境界が目立つ場合があります。
このサイズを大きくすることでこの境界が目立たなくなりますが、ビデオメモリの利用効率が落ちますので、パフォーマンスが低下する場合があります。
環境に応じて設定ください。

gdiplus.dllについて

「gdiplus.dll がなくても動作してほしい」というご要望をいただきましたので、v0.93より対応いたしました。
Formats、Codecs、DefaultSPIs という3つのフォルダは消去しても Hamanaは動作するようになっていますが、その場合はデフォルトでは jpg、zip のみの対応となります。
詳細は Hamana.txt の動作環境の部分をご覧ください。

輪郭強調/平滑化フィルタについて

v0.88より輪郭強調フィルタ、平滑化フィルタを追加しました。(参考文献:Oh!X 1992.2)
これらのフィルタを有効にするにはピクセルシェーダー2.0に対応していることが必須です。
制約として、トーンカーブ補正など、その他のピクセルシェーダーを利用したフィルタとの併用が不可能なことがあげられます。
また、ピクセルシェーダーが必要な機能の on/offの状態は設定ファイルに保存されませんので、
頻繁に利用されるようであれば、キーカスタマイズでこれらのon/off機能を割り当てることをオススメします。

通常の状態(バイリニア補間)	輪郭強調(文字などが読みやすくなりますが、ノイズが多くなります)
平滑化(ノイズが減りますが、文字などがぼやけます)

JPEGの展開について

内蔵のJPEGデコーダはとくに MMX/SSE などの技術を利用していません。
SUSIEプラグインの中にはこれらの技術を利用して高速に展開できるものがありますが、
Hamana v0.86以前では SUSIEプラグイン時のファイル読み込みが遅かったためあまり効果がありませんでした。
v0.87では SUSIEプラグインのファイル表示速度が大幅に向上しましたので、 JPEGの展開には高速なSUSIEプラグインのご利用を推奨いたします。

IFJPEGX.SPIや、 IFJPG.SPI(Jy.さん作。現在配布されていないようです)が特に高速です。

JPEG 24bit 1600x1200 115枚の表示時間

JPEG 8bit 1600x1200 115枚の表示時間

PNGについては内蔵デコーダ(GDI+)でも高速なようです。

PNG 24bit 1600x1200 115枚の表示時間

PNG 8bit 1600x1200 115枚の表示時間

4.Screenshot

Shift+Ctrl+左ドラッグで3D回転	2つの画像を並べて表示
ファイルリスト/サムネイル表示	トーンカーブ補正 (要 PixelShader2.0対応カード)
各種スライドショーエフェクト	動画再生(仮対応)

5.BBS

6.Extras

Hamanaで使用しているデコーダを susieプラグインとして抽出したものです。

WindowsXP の方はこちら	Hamana ver1.33 (2005/05/29)
WindowsXP以外の方はこちら	Hamana ver1.33 with gdiplus.dll (2005/05/29)
Chinese patch(Special thanks to Mr.Houken.)	Hamana ver1.33 Chinese patch (2005/05/30)

7z/rar(cbr)/cab/arj用 susieプラグイン (LGPLで配布しています)	ax7z.spi v0.3 (2005/04/11)
jpg/png/gif/bmp/tif/ico/wmf/emf用 susieプラグイン	ifgdip.spi v0.7 (2005/02/06)

Hamana - graphic viewer powered by DirectX

1.Features