くんま水車の里へサイクリング

ちょっと前にSurlyのPacerという自転車を買ったのですが、予想以上に楽しく、暇があると浜名湖1周やら浜松市街に出かけたりしています。
学生時代にランドナーというタイプの長距離用ツーリング車に、8年ぐらい前にはクロスバイクというタイプのマウンテンバイクのオンロード強化版みたいなやつに乗っていたんだけど、今回のはロードレーサーという舗装路走行に特化したタイプに挑戦。細いタイヤと軽めのフレームで、逆風でも嘘みたいにスイスイと進んでいけます。(それでも逆風は結構つらいけどね・・・)

買ってから今まではせいぜい70kmぐらいの、それも平坦な道を行くサイクリングだったんですが、そろそろ体力もついてきたかなと思い、今日は100km以上のサイクリングに行ってみることにしました。
どうせなら美味しいものを食べたいので半径50km圏内でターゲットを探したところ、道の駅の「くんま水車の里」に決定。
コース終盤はちょっとした山道&ヒルクライムなので不安もありますが、なんとかなるでしょう!やらまいか!

ということで、午前9:30ごろ出発。しばらくは浜松環状線、152号と交通量の多い道を進みます。
遠州鉄道の西鹿島駅のあたりから、県道9号(天竜東栄線)へと入り、阿多古川に沿って進みます。あとはひたすら登れば目的地に到着します。
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ゆるい登りだけど交通量は少ないし、川の水はほんとに超綺麗(名水百選なんだそうです)で、絶景もところどころで広がっています。ツーリングの醍醐味ですねぇ。

ただし・・・目的地手前のラスト5kmは傾斜が結構厳しくなって、一番軽いギアにしても力を入れないと進まない!!!息も絶え絶えになってしまいました。体力つけなきゃいかんですね。

まあそれでもなんとか登りきって13:00ごろ「くんま水車の里」に到着です。
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この辺の地名は熊というそうで、それがなまって「くんま」となっているらしい。やはり熊がたくさんでるんでしょうかね・・・最近福岡大ワンダーフォーゲル部の事件やら、三毛別羆事件の記事を読んだばかりで、熊という言葉に敏感なお年頃だったりします。(ひぐまの執念深さたるや、下手なホラー小説よりぜんぜん怖い!)

早速、お目当ての「まいたけ天ぷらそば」を食べます。
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まったりとしていてそれでいてしつこくない絶妙なつゆと手打ちの太いそばの織り成すハーモニー、そして採れたての舞茸がしゃっきりぽんと舌の上で踊ります。というか私のグルメ関係の語彙力ではこの表現で限界です。

そしてデザート。そばに合うデザートときたら・・・そう、ソフトクリームです。ということで「マロンソフト」を食べます。
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マロンのまったりとしていて、それでいて(ry

すぐ近くには阿多古川が流れていて水遊びができます。
綺麗な川してるだろ? "区"なんだぜ、ここ。
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お土産に舞茸を買って、ゆっくり休憩したら、いよいよ復路です。14:30ごろ出発。
最初はダウンヒルなので楽チン。
阿多古川や棚田、そこら中に貼られた片山さつき&城内みのるのポスターや「崖っぷちのポニョ」なるあやしげなアトラクション(?)の看板やらを眺めながら快適に進んでいきます。
しかーし、152号や環状線まで来ると、交通量が多い上にわきを80km近くで車がビュンビュン走行、しかも強烈な逆風ということで自歩道で徐行運転を余儀なくされます。

ストレスがたまったので、環状線を離れて舘山寺温泉を経由して浜名湖沿岸を進むルートに変更しました。
ちょうど綺麗な夕日がでていたので舘山寺で素晴らしい写真でも撮ってやろうじゃないか!と思っていたのですが・・・
その前にちょこっとのつもりで寄った無料の足湯がいけなかった!となりの人と雑談してたら1時間もたってしまい、とっくに日没していました。まあ、ここならすぐ来れるからいいか。

さて、あとは真っ暗な浜名湖サイクリングロードをひた走るのみ。途中波をかぶるトラブルがあったものの(サイクリングロードの一部区間は、風が強いと波が道まで押し寄せます・・・)、18:30ごろ無事に家に着きました。

多少の登りありで100km以上走ってこれたので、ちょっと自信がつきました。前から御前崎か伊良湖岬あたりに行きたいと思っているのですが、これならなんとか無事に帰ってこれそうな予感っ・・・!

走行距離: 114.5km
消費カロリー: 3300kcal(ぐらい、多分)

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